『悼む人』
昨日はバレンタインチョコも溶けるほどの暑さ。水戸は24.3度でした。
雑誌で見つけて購入した今年のお気に入りチョコは、子どもたちと、保育園のママ友達にあげて、好んでチョコレートを食べない夫にはワインをあげました。
そのチョコとは、シンプルな板チョコのパッケージに描かれているイラストに惹かれたのですが、実は生産者の権利を守る貿易「フェアトレード」の商品で、生産者が公正な賃金を得て栽培したカカオ豆だけを使った“ピープルツリー”のチョコレートでした。(→People Tree)
産後の休みを終えて仕事に戻ったこの1週間、案の定、母乳の出が悪くなったのですが、この土曜と日曜、赤ん坊と1日一緒にいるとおっぱいの張りも出てきました。
天童荒太の『悼む人』も読み終えました。新聞に紹介されていて何となく気になり、先日、本屋に行ったときに買い求め、寝る前のベッドで引き込まれるように読み進めました。
毎日流れるニュースの「殺害、死亡、遺体・・・」といった言葉が、小学生になった息子にどのように入っているのか。自分のことを、一番かけがえのない存在としているのは誰なのか。
折にふれ、そんなことを考えていた私の感情の琴線に触れる小説でした。
紹介されていた新聞のインタビューに、作者の天童荒太さんはこのように語っています。
「人の死は平等に訪れるのに、その扱いに軽重をつけてきた。そういう世界を問いたかった。死者を等しく悼むことが多くの悲劇や、むごい現実と対峙する砦になるのではないか。そんな人が存在したら、この世界は生きるに値するのではないかと思ったのです」(しんぶん赤旗日曜版 2009年2月1日号)




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